サワフタギ(沢蓋木)

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_DSC1678サワフタギ 画像の大きさ8256x5504

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サワフタギ(沢蓋木)

別名:瑠璃実の牛殺し(るりみのうしごろし)

   錦織(にしごり)

学名:Symplocos sawafutagi Nagam.

界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : ビワモドキ亜綱 Dilleniidae
目 : カキノキ目 Ebenales
科 : ハイノキ科 Symplocaceae
属 : ハイノキ属 Symplocos
種 : サワフタギ S. sawafutagi

形態:落葉広葉樹。低木~小高木。樹高2~6m。

花期:5~6月。花色:白色。花径:7~8mm。

原産地:日本(北海道、本州、四国、九州)、朝鮮半島、中国の東アジア地域の沢や湿地など。

サワフタギ(沢蓋木)の名前は、沢を塞ぐほど繁茂することに由来した名前です。花の季節も、先が見えない程に咲き誇りますね。

サワフタギ(沢蓋木)の別名は、インパクトがありますよね~~。瑠璃実の牛殺し(るりみのうしごろし)とは、、、空手ばか一代に出て来そうな名前です。笑。秋になると瑠璃色の実を付ける事から、「瑠璃実の」は解ると思いますが、「牛殺し」とは、牛の鼻輪を実際に作るくらいに木材が硬く、牛の頭を叩くと死んでしまう、だろう?と、言ったか言わないか、と言う事で付いた名前ですね。実際にこの植物が空手か何かで牛を殺した訳では、無いようですね~~

もう一つの別名の錦織(にしごり)は、テニス選手に似てるから、では無いらしく、、、にしごりとは錦織の職人の事。サワフタギの材の灰汁を、紫色の染物の媒染剤に利用した事から付いた名前と言う事です。

ちなみに、科名属名のハイノキは、「灰の木」という意味ですね。

 

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